【VBAテクニック】複数の文字種で文字列を分割する方法

VBAにはSplit関数が用意されており、これは指定した文字で文字列を分割、配列に格納してくれる便利な機能です。

 

※Split関数の書式

Split (文字列, 区切り文字)

 

但し、ここで指定できる区切り文字は1種類かつ長さが1文字までという制限があります。

では、2種類以上の文字や長さが2以上の文字列で分割したい場合はどうしたら良いでしょうか?

 

一見、難しそうに見えますが、処理は非常に簡単で、Replace関数を使います。

Replace関数は以下の様に指定した文字列内の単語を別の単語に置き換えます。

※Replace関数の書式(簡易型)

Replace (置き換え操作対象の文字列, 置き換える単語, 置き換え後の単語)

分割する文字列を一旦他の文字列に置き換え、最後にSplitするという手順を踏みます。こうすることによって、複数種類区切り文字があったとしても、種類の分だけReplace関数を使えば、区切り文字を1種類にすることができますし、区切り文字が2以上の長さの文字列だったとしても、1文字に置き換えてしまえばSplit関数を使えるようになります。

 

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