Drupalは強力なCMS(コンテンツマネジメントシステム)ですが、素の状態のままですと、コンテンツの編集は単なるテキストエディタで行うことなります。
これですと、せっかくDrupalを導入したとしても、せっせとタグを手で入力したり、別途HTMLエディタソフトを使って編集するなど、あまりCMSのメリットが享受できない状態となってしまいます。そこでwysiwygなエディタ環境を導入することにします。
今回、導入を行うのは「CKEditor」。
Drupalだけでなく、WordPressなどでも有名なwysiwygエディタです。
導入には2段階ありまして、まず、CKEditorモジュールのインストール、CKEditor本体の設置という手順をとります。これはCKEditorモジュール単体ではエディタの機能を提供しておらず、DrupalとCKEditor本体をつなぐ役割をしているからです。
まずはCKEditorモジュールをこちらからダウンロードしましょう。
こちらをDrupalのモジュール管理画面からインストール、有功化します。
次にCKEdiror本体のダウンロードはこちらから行ってください。
リンク先では以下の4種類の本体をダウンロードすることができます。
- Basic
- Standard
- Full
- CK Builder
このうちCK Builderは自分で必要な機能を取捨選択してカスタムしたものです。サイト上で必要な機能を選択して、自分用のパッケージを作ることができます。後から表示する機能を選択できますので、サーバのリソースが極端に不足していなければ、「Full」を選んでおけば間違いはないでしょう。
ダウンロードしたCKEditor本体のインストールは、Drupal上では行えません。ファイルを解凍し、所定のフォルダにFTPを使ってアップロードする手順となります。UPする先は”/site/all/modules/ckeditor/ckeditor/ckeditor"となります。入れ子となっているフォルダの階層に注意してください。
ここまで行ったら、コンテンツの編集画面で以下のようなWYSINGなエディタが表示されているか確認してみてください。
もし、表示されていないようでしたら、テキストフォーマット欄で「Full HTML」を選択してください。テキスト欄丈夫に様々な装飾用のボタンが表示されるはずです。