DrupalでCSSを編集する際、通常はテンプレート内のstyle.cssを直接編集しますが、見栄えをチェックしたり、微調整をするような場面では結構面倒です。
そこでブラウザ上の管理画面から、CSSを編集できるモジュール「CSS Injector」を使用します。
こちらのモジュールをインストールすると、Drupal管理画面の「モジュール」➡「CSS Injector」➡「設定」➡「Edit Rule」よりCSSを編集することが可能となります。
CSSを適用するページを設定したり、ルールを複数設定可能ですので、ページ全体に対してだけでなく、各々のページに対してデザインを変更することができます。
これでわざわざFTPでstyle.cssの送受信をしたり、エディタを使う必要がありませんので、外部のデザイナーに一任するなどの方策もとれます。
ただし、編集しやすいということは当然セキュリティ的にはマイナスです。こちらにJavaScriptのコードを仕込むことも可能ですので、「CSS Injector」でデザインを編集しつつ、最終化できたらその内容をstyle.cssに転記するという運用が望ましいと考えます。